二風谷観光の手引き1(アクセス)

2019年4月27日編集(リンク切れ解消)

イランカラプテ!キミです!

これから数回に分けて二風谷(にぶたに)へのアクセスや二風谷の観光地をご紹介していこうと思います。

アクセス(札幌・千歳(空港)方面&苫小牧・室蘭方面)

二風谷は札幌から約100km、新千歳空港から約65kmと広い北海道の中では札幌に割と近い位置にあります。室蘭方面では苫小牧まで約65km、白老まで約85km、室蘭まで約135km程です。

1.車、バイク

一番は車で来るのが良いでしょう。札幌からなら高速道路を使って1時間半から2時間、新千歳空港から1時間ほどで来ることができます。苫小牧からで1時間15分程度、白老から1時間40分程度、室蘭からは高速道路を使って2時間程度です。

2.公共交通機関(直通バス)

公共交通機関の中で一番おススメなのは直通バスです。

札幌からは道南バスの「高速ひだか号」で約2時間15分。一日一往復のみの運行です。

札幌駅前15:45ー資料館前17:58(二風谷中心部のバス停です)

資料館前07:20ー札幌駅前9:35

片道大人2150円です。途中の停留所の情報などはこちらから。

苫小牧からは道南バスの「特急ひだか号」で約1時間40分。一日一往復のみの運行です。

苫小牧駅前14:25ー資料館前16:07

資料館前08:43ー苫小牧駅前10:30

片道大人1310円です。途中の停留所の情報などはこちらから。

3.公共交通機関(乗り継ぎ)

あまりおススメはしませんがJRやバスの乗り継ぎで来ることも可能です。苫小牧から二風谷の位置関係下の通りです。

苫小牧←45km→富川←10km→平取←10km→二風谷(資料館前)

1.苫小牧ー富川はJR(日高本線)が運行しています。1日7往復(時刻表

2.富川ー二風谷間は道南バスが運行しています。1日片道2~4便(時刻表

※苫小牧ー平取や、富川ー平取、平取ー二風谷も道南バスが運行しています。(時刻表)乗換で待つのが苦でない方、多少であれば余計にお金がかかっても良い方。平取から10km程度であれば歩けるという方には一考の価値ありかもしれません。

※タクシーについて。富川駅ではJRの到着時刻に待っていることがありますが、平取にはハイヤーしかありません(事前予約制)。富川から二風谷までタクシーに乗ると5000円以上1万円以下ぐらいの料金がかかります。

2019年4月27日追記

JRと道南バスの時刻表をまとめました。

札幌・苫小牧方面から二風谷へ

二風谷から札幌・苫小牧方面へ

4、自転車、歩き

札幌・室蘭方面からであれば峠や過度なアップダウンもなく割と走りやすい/歩きやすい地形だと思います。100kmぐらいへっちゃらという方は問題ないでしょう。

5、ヒッチハイク

ヒッチハイクはあまりおススメしません。実際にヒッチハイクをされている方はたまにいますが、かなり長い時間待っているように思います。時間に相当余裕があり、辛抱強い方はチャレンジしてもいいかもしれません。

アクセス(日高・占冠・トマム・富良野・旭川・十勝方面)

二風谷から苫小牧や札幌方面は海側に出るのに対し、山側に向かうと日高に着きます。日高から一番近い駅はJR石勝線の占冠(しむかっぷ)駅です。石勝線は西に向かうと夕張、千歳に行き、東に向かうとトマムを越え新得に着きます。そこから北上すれば富良野、美瑛、旭川方面、南下すれば十勝、帯広方面に向かえます。

1.車、バイク

どの方面に向かうにせよ一番良いのは車です。峠越えがありますが、山や川の風景を見ながらのドライブが好きな方にはおススメです。

平取から北上。夕張:80km:1時間半

日高から北上。トマム:80km:1時間15分、富良野:100km:1時間40分、美瑛:140km:2時間15分、旭川:160km:3時間。

東に向かう。帯広:140km:2時間。

この程度の範囲であれば日帰りが可能な圏内です。

2.公共交通機関

旭川や帯広方面に行きたい(または来たい)場合は高速バスで札幌を経由するのが一番楽で早い方法です。下に説明する方法は「占冠やトマムに用事がある」、「道北、道東方面に行くのにどうしても日高を通りたい」または「困難で不便で他の人が通らない道で移動したい」や「北海道全域をくまなく移動してみたい」ような人にしかおススメしません。

道北、道東方面への拠点となるのは占冠または富良野です。そこからはJRで札幌、旭川、帯広、釧路方面に行くことができます。

二風谷(資料館前)←42km→日高(バスターミナル):道南バス時刻表

日高(バスターミナル)←16km→占冠駅日高町営バス時刻表

占冠駅←20km→金山駅←27km→富良野駅占冠村営バス時刻表

帯広新得富良野美瑛旭川ノースライナー号(バス)時刻表

札幌←61km→追分←25km→新夕張←34km→占冠駅←55km→新得駅←44km→帯広←128km→釧路:JR 石勝線

新得駅←76km→富良野駅←31km→美瑛駅←24km→旭川駅:JR 富良野線

モデルコース

旭川方面から

旭川0740ー美瑛0822ー富良野0901(JR富良野線)⇒富良野0925ー占冠1035(占冠村営バス)⇒占冠1235ー日高1300(日高町営バス)⇒日高1500ー二風谷1606(道南バス)。(占冠、日高で2時間待ち)

帯広方面から

帯広1110ー新得1145ートマム1212ー占冠1226(JR石勝線)⇒占冠1239発ー日高1300(日高町営バス)⇒日高1500ー二風谷1606(道南バス)。(日高で2時間待ち)

旭川方面へ

二風谷1339―日高1446(道南バス)⇒日高1700ー占冠1725(日高町営バス)⇒占冠1743ー新得1828⇒新得1838ー富良野2035⇒富良野2044ー美瑛2115ー旭川2142(JR)。(日高で2時間15分待ち)

帯広・釧路方面へ

二風谷1339―日高1446(道南バス)⇒日高1700ー占冠1725(日高町営バス)⇒占冠1743ー新得1828ー帯広1900⇒帯広2016ー釧路2159(JR)(日高で2時間15分、帯広で1時間待ち)

3.自転車・歩き

山方向に向かうため自転車にせよ歩きにせよかなりつらい思いをするでしょう。二風谷から日高は緩やかにのぼりが続きます。日高からは旭川方面にせよ帯広方面にせよ峠越えが必須です。歩道がない道の方が多く、大型トラックもたくさん走っていて恐ろしい思いをすると思います。峠越えに絶対の自信がない限りはやめた方がいいでしょう。

4.ヒッチハイク

札幌方面に向かうよりも難易度が数段高いです。実際に日高方面にヒッチハイクをしている人を見たことがありません。帯広方面であれば、トラックドライバーを捕まえられる可能性はありますが、美瑛・旭川方面は相当少ないでしょう。日高方面へは一般のドライバーの数も少ないと感じます。

まとめ

このように田舎であるが故、交通手段が限られていています。車があれば移動は簡単ですが、免許がない人や車がない人は札幌または苫小牧からの直通バスで二風谷に来ることをおススメします。道東、道北方面へも札幌からの高速バスが充実しているので札幌を拠点に観光プランを立ててみてはいかがでしょうか。

次の記事⇒二風谷観光の手引き2(博物館で歴史を学ぶ)

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

コメント

  1. MMazur より:

    二風谷までの交通手段を詳しく説明して下さってありがとうございます。質問があります。苫小牧からの道南バス「特急ひだか号」は、この6月(2019)も一日一往復しかないのでしょうか? 苫小牧駅前14:35ー資料館前16:10、資料館前08:43ー苫小牧駅前10:23ですと、二風谷で最低2泊しないと、資料館やアイヌ博物館をエンジョイできないということでしょうか?(会館・閉館時間、バス発着時間から判断して、道南バスですと、苫小牧発でも札幌発でも、同じことがいえます。)そこで、新札幌から早朝のJRで苫小牧まで行き(約1時間)、日高本線で苫小牧―鵜川、JR代行バスで鵜川―富川、道南バスで富川ー資料館前、を考えているのですが、富川―資料館前の道南バスのスケジュールが見当らず、確認できません。いくらトライしても道南バスのホームページに繋がりません。この3週間繋がりません。初めての北海道旅行で、ぜひアイヌの故郷として名高い二風谷を訪れたいのですが、もしよいアイデアがございましたら、教えてください。(当方、運転できません)